どんなサービスをしているかがわかれば、その葬儀社のことがほぼわかると言っても過言ではないかもしれません。業者が多様化して、どこもオリジナルのサービスを行っています。よく比較し、吟味してみましょう。
例えば、会員特典だけを取り上げても、個別相談無料、通夜の際の宿泊費無料、仏具が優待価格で購入できるなど、他にも業者によってさまざまなサービスが受けられるようになっています。
会員になるには、所定の会費を払います。会員になれば参加できる、いろいろな講座が充実しているところもあります。この会員特典については、比較しやすい点だと思います。
あと、費用を抑えることを重視している業者もあります。ある業者では、費用がかさむ原因でもある、“斎場の利用料”を徹底して削減。自宅葬以外で行う場合、必ずこの施設の利用料がかかってきますし、これが費用の高くなる原因なのだそうです。
そこで、自社斎場を作らず、公共の施設や寺院を利用することで利用料を安くする工夫を行った結果、その業者の費用平均は約52万円に。葬儀にかかる費用の全国平均が、この斎場利用料を含まずに約236万円(日本消費者協会・平成15年調べ)ですから、いかに安いかがわかりますよね。費用を抑えたいなら、こういった点もチェックしたいところです。
ひと昔前は、祭壇をアレンジするという発想はなかったように思います。伝統的な白木の祭壇で、何パターンか決まった飾りが用意されていて…という感じ。
しかし、今ではこの祭壇も業者それぞれの特徴が出されています。生花だけで飾る「花祭壇」の人気が高まり、さらに故人の個性を反映したものを用意してくれるようになりました。
例えば、カラオケ好きだったという故人のために音符をかたどった花祭壇にしたり、車掌さんだった故人をイメージして列車をかたどったり…。こうなると、悲しいだけのお別れ会ではなく、どこか温かいものになりそうですよね。
ただし、この花祭壇は使い回しや作り置きができないため、価格は高めになるのだそう。でも、伝統的な白木祭壇を何度も使いまわして多額の利益を得ている業者もあるそうなので、考え方はいろいろですね。
他にも、楽器の生演奏や歌で見送ってあげるというサービスを行っているところも。故人の好きだった曲を演奏してもらうのも良いですよね。